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『焔』を使う『勇者』ロイ・マスタングは、『銃使い』リザ・ホークアイと『猫使い』アルフォンス・エルリック、『煙草吸い』ジャン・ハボック。そして、『忠犬』ブラック・ハヤテ号を連れ、唯一この世界を救う事が出来る『鋼姫』エドワードを救出する為の旅をしている。
目指すは、ホムンクルス率いる『中央第三研究所』だ!
【城下町周辺】
平野を歩くロイ御一行様。
敵① キメラ(犬型)・敵② キメラ(鳥型)・敵③ キメラ(犬型)
① 戦う ② 守る ③ 逃げる ④ 道具を使う
『リザは?』…「撃つ」
『アルは?』…「猫」
『ジャンは?』…「吸う」
-バンバンバンッ!!……敵②キメラ鳥型をやっつけた。
『ロイの攻撃』
-パチンッ!……発火布がシケッテいた為、焔が出なかった。
『アルの攻撃』
-猫が鎧から飛び出した!……何も起こらなかった。
『ジャンの攻撃』
-煙草に火をつけた……ジャンのやる気が5下がった。
-敵③キメラは、吠えた!……アルの猫達が逃げ出した!!アルは戦闘から居なくなった。…敵③も逃げ出した。
-敵①キメラの攻撃……ブラハをくわえて逃げ出した。リザは、キメラを追ってパーティーから脱退した。
-経験値が1増えた。
-アル!早く猫を連れて帰って来なさい。
-リザ!パーティーの運命は君に掛かっている。
-早くしないと『鋼姫』が自力で帰ってくるぞ!!
『Saveしますか?』
①…YES ②…NO
「………②NO!」
お題でGO! 『遠足?』
「兄さん!」
夕食の用意をしていたエドワードは、アルフォンスの声に振り替える。
「アル、どうしたんだ?」
「今日、学校からプリントが配布されて来たんだ。」
エドワードはアルフォンスからプリントを受け取り、その内容に目を通した。
――― 中等部三学年の『合宿遠足について。』
毎年恒例の『合宿』について……云々
……どんな状況下においても『生きる力』を育てる為……云々
……下記の様に決まりましたのでご連絡致します。
記
場所:FUJI ‐Mountains 樹海
活動内容:グループごと、地図と磁石のみを頼りに決められたポイントを通過しながら150km先の目的地に移動する。
「尚、樹海は磁場が強力な為、磁石が効かないと思われます。念の為、保険に加入される事をお勧めします………だーっ!ナンなんだこの行事はーーーっ!!」
「ナンなんだろうね。それより、シチュー焦げちゃうよ?」
学園St.フラメル……謎多き学園だ。
お題元:とにかく笑いに走りたい五つのお題より
*まず無いだろう学校行事編*
『二、磁場の狂った樹海で遠足』
お題でGO!
『音楽会』
「兄さん。今度、全学部合同の音楽会が開催されるんだって。知ってた?」
「いや?初耳。」
昼休み、カフェテラスで昼食後の珈琲を飲む兄弟(?)エドワードとアルフォンスは、今度開催される『音楽会』の話しをしていた。
「全学部って言ったら、幼等部から大院迄って事か?」
「そうみたいだね。」
「クラス数だけでも凄い数になるよなぁ。」
「うん。撲達は始めてだから想像つかないよね。」
「……クラスメートは何て言ってるんだ?」
「それが……皆その質問をすると逃げてっちゃうんだよ。」
「逃げる?」
エドワードが文献に置いて居た視線をアルフォンスに向ければ、困ったような顔をしている。『イジメ?』とも思ったが、アルフォンスの様に人当りの良い弟がクラスメイトから疎外されているとは考えにくい。
「どうして逃げるんだ?」
エドワードが放った疑問の呟きは、真後ろに居た学園の理事長が答えを与えてくれた。
「それは、この国の大総統の趣味が大きく反映されているからだよ。」
ロイは、自分の珈琲を持ち、さりげなくエドワードの横に腰を掛ける。エドワードは、帰ってきた答えの意味が解からずその続きを目線で促した。
「この『音楽会』は、『演歌オンリーの音楽会』だ。」
「「はぁぁぁぁぁぁ?」」
「今年で『十四回』を数える。……頑張りたまえ。」
「誰がそんなモンに出るかぁー!」
エドワードの絶叫は、校舎中に響いて行った。
お題元:とにかく笑いに走りたい五つのお題より
*まず無いだろう学校行事編*
『一、演歌オンリーの音楽会』
「鋼の。鋼のは、どんな男に憧れているんだ?」
リテイクされた報告書を唸って書いていた俺に、大佐のふざけた質問が飛んで来た。
「少なくとも……俺の理想は大佐じゃ無いよ。」
――― 気まずい雰囲気。
「ほー。では、どんな理想か聞かせてもらえないか?」
「やだっ!」
―― こっちは忙しいんだよっ!
「鋼の。」
「ナンだよっ!さっきっから。俺は忙しいんだ、集中力欠くような事しないでくれないか!!」
「……私の『恋人の理想像』は、気が強くて、向上心があって……不安定なほど無鉄砲な。それでいて、誰よりも他人に優しい。そんな人だ。」
「……そんな破壊された人格の持ち主なんて居るのか?」
「……居るよ……近くに。」
「ふーん。良かったな理想が居て。」
――― それで?何が言いたい訳??
「鋼の。」
「あぁぁぁーーー!さっきっからウッセーゾッ!!」
「エドワード。私は君が好きだ。」
「はいはいっ、ありがとう。大佐に告…白…され…た……!?……今なんて言った???」
「君が好きだ。と言った。」
――― はっ?
どんなリアクションをしろって?ふざけて居るのか、マジなのか…掴めない。
「……それで?」
「それでって……。」
あの時のマヌケ顔は、今でも良く覚えている。
大佐に掴まったあの日から、今日で二年目を迎えた。