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切れが無くてコクも無い!没度120%作品に愛の手を!!
名作劇場
『母をたずねて三千里……母?』
最終回……ダイジェスト。
「大佐、イーストへ帰ろう!みんな待っている。」
エドワードは、ロイの手を握り満面の笑みを向けた。ロイもエドワードの手を握り返し、優しく微笑みながら握った手を引き寄せるとエドワードを抱きしめた。
「帰ろう、イーストに。」
抱き締められたエドワードの肩の上で、ウィンリィが「キッキッ!!」と鳴きながら喜びを表していた。
□■□■□■□■□
イーストの駅構内には、エドワードとロイを迎えに来たアルフォンスとホーエンハイム、そして、ホークアイとハボックが待っていた。
エドワードは、汽車から飛び降りアルフォンスの元に駆け出した。
「アルー!親父ー!」
「兄さーん!」
駆け寄るアルフォンスの元に着いたエドワードの肩からは、ウィンリィが元の飼い主で有るアルフォンスの肩に飛び移りほお擦りをしている。
「エドワード…よく『無事!』に帰って来たな。」
アルフォンスの後ろからホーエンハイムがエドワードに声を掛け微笑む。
「……ただいま、親父。」
はにかみながら挨拶をするエドワードの後ろからは、ロイが荷物を持ち歩いて来た。
「ただいま帰りました。お義父さん。」
「誰が『お義父さん』だー!!」
ホーエンハイムは、履いていた靴を脱ぎロイの顔面に投げ付けた。
「エルリック家長男にフシダラな真似をしなかっただろうな!」
「『フシダラ』な事はしていません!私とエドの間には『愛!』が有りますから!」
不敵な笑みを浮かべるロイの両脇を、いつの間にかホークアイとハボックが押さえ込んでいた。
「大佐。お帰り頂いてありがとうございます。早速、『逃亡中』に溜まった書類を片付けて頂きます。」
「えっ!私はこれからエドと甘い一時を……。」
「だから、私の息子に手を出すな!!」
「大佐……いくら仕事がヤダからって『逃亡』するのはよしましょーや。」
ハボックの言葉を合図に、ロイは2人に引きずられて東方指令部に連れて行かれた。
「待て!エドからも何か言ってくれ~!!」
泣き叫ぶロイにエドワードは、
「何が?俺は中尉に『頼まれて』大佐を迎えに行っただけだから。仕事頑張れよー!」
---そして、ロイは『逃亡中』の即けを払う為に、1ヵ月軍に缶詰状態だったとさっ。
チャンチャン…( ̄▽ ̄;)
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